やっぱりエモバンド・GLORY HILLが好き。

純粋なエモバンド、激情とロックの中間、いいバンドいますか?私はGLORY HILLが好き。ここは大好きなGLORY HILLや、マイナーから有名どころまで、エモバンドを紹介していきます。

NAHT

NAHT

NAHT(ナート)は日本のエモ・ロックバンドです。結成は1995年。東京のハードコアバンドVolume Dealers, God's Gutsのメンバーにより1996年秋のfugazi来日でオープニングを勤めたのを皮切りにディスコード周辺のバンドとの共同リリースやツアーを活発に行いました。2000年にはエモの代表作とされる作品を多く手がけたJ. ロビンスのプロデュースによるセカンドアルバムをトイズファクトリーからリリースしました。これはポストハードコアに関する関心が日本でもアンダーグラウンドの枠を超えて広がりはじめた時期に重なり、音楽ジャンルとしての「ポストハードコア」に言及する際にはNAHTのエモバンドとしての音楽性がしばしば参照されました。2009年10月23日、解散を発表しました。

NAHTの活動

エモバンドとしての活動は1999年頃から加速しました。河合自身が、ディスコードに関する情報を積極的に紹介していたこともあり、NAHTやディスコードのバンドに共通の不協和音や複雑なリズム構成もしばしばエモの音楽的類型の特徴として取り上げられました。八木の脱退でツインギターによる曲構成が維持できなくなったのを機に、2000年にバイオリンを導入しますが、ワシントンでチェロのAmy Dominguesが様々なバンドに参加し始めた時期にあたり、この後アメリカ各地のインディーロックに広がっていく弦楽器の導入に先鞭をつけた試みであるといえます。しかし、2001年には再びツインギターに戻り、5人編成のバンドとして日本語詞の導入を含めた新たな方向を模索するものの、突破口のないまま2003年に一旦活動を中止しました。2005年1月からスリーピースバンドとして活動を再開し、2007年のアルバムではシンセサイザーを導入するなどまた新たなサウンド作りを志向しているエモバンドです。

NAHTのメンバー

  • 河合盛樹(かわいせいき、SEIKIとクレジット)ボーカル・ギター
  • 笠井隆洋(かさいたかひろ、TAKAHIRO)ドラム
  • 羽田剛(はだつよし、TSUYOSHI)ベース 元Nine Days Wonder

NAHTの在籍メンバー

  • ワタゾウ(b、WTZ) Side Order, Volume Dealers, Jet Linerz, Evil School
  • ウッチャン(g、WUTCAN) Massive Craft
  • 清水泰而(b,SHIMI) 怒髪天
  • ヒサヤ(g、HISAYA)
  • 谷本(g、TANIMOTO) Nails of Hawaiian
  • 八木昌太郎(g、YAGI) Sigh
  • 斉藤裕子(violin、YASUKO) 準レギュラー
  • Stanley“George”Bodman(g) Blue Beard

NAHT/シングル・アルバム

1.河合、笠井、ワタゾウ、ウッチャン
  • downt (1996年11月25日) 391tone
2.河合、笠井、清水、ヒサヤ
  • SLAKE (EP 1997年10月 CD 1998年02月28日) Time Bomb
3.(不明)
  • JOHN"speedo"REIS TRIBUTE plus... (1998年9月23日) ZK. COWPERSとのスプリットアルバム
4.河合、笠井、谷本 couple days (1999年6月3日)
  • Straight Up ジェイソン・ファレル(Bluetip)プロデュースの1998年の録音。
5.河合、笠井、羽田、八木
  • narrow ways (1999年7月30日) Time Bomb. ファーストアルバム
6.河合、笠井、羽田、斉藤
  • spelling of my solution (2000年10月21日) Toys Factory セカンドアルバム
  • either way you want (2000年11月22日) Toys Factory
7.河合、笠井、羽田、斉藤、ジョージ
  • A Strange Stroke of Fate(2002年11月7日)PiZZA OF DEATH. MOGA THE \5とのスプリットアルバム 
8.河合、笠井、羽田
  • Articuration (2006年3月24日) LESS THAN TV
  • In the Beta City (2007年6月22日) Secreta Trades サードアルバム

NAHT/その他シングル・アルバム

1.河合、笠井、ワタゾウ
  • サンタ v.a. (1997年) LESS THAN TV
  • シンデレラ v.a. (1996年4月23日) King
2.河合、笠井、清水、ヒサヤ
  • TOURING JAPAN (1998年) Time Bomb. Bluetip, Keosene454, Sweetbelly Freakdownとのコンピ
3.河合、笠井、谷本、八木
  • WHAT'S YA FAVORITE BISCUIT v.a. (1999年1月10日) LESS THAN TV
4.(不明)
  • We love butchers v.a. (1999年6月18日) LESS THAN TV
5.河合、笠井、羽田、斉藤
  • 極東最前線 v.a. (2000年7月16日) 坂本商店
  • Tribute to the Pixies (2000年7月20日) ROCK record
  • EMO DIARIES No. 6 The Silence In My Heart (2001年7月24日) Deep Elm
6.河合、笠井、羽田、斉藤、ジョージ
  • スペースシャワー列伝~宴~ (2002年4月24日) スピードスター
  • WE HAD BEEN THERE A Tribute to Beyonds (2002年5月24日) UK プロジェクト
  • A CASE OF RFTC JUNKIES. TRIBUTE TO ROCKET FROM THE CRYPT (2003年6月18日) バウンディ
7.河合、笠井、羽田
  • The Very Best of PIZZA OF DEATH (2006/09/06) PiZZA OF DEATH

NAHT/解散

Nahtが15年におよぶ活動にピリオドを打ち、バンド活動を終了することが発表されました。この理由についてボーカル&ギターのSEIKIは「自分のフルタイムの仕事の事やメンバーの離脱、そして最たる理由は、Nahtの冠のもとに表現したい事、歌いたい歌が自分の中で無くなっていった事。新たにメンバーを募り、Nahtの名で活動していく事にも今や余り現実味を感じなくなった、と、いう言い方が正しいのかも知れません」とコメントしています。また、「活動方針や価値観の違いなど音以外の部分でも悩んだ時期もあったし、状況下での結論を急いて、幾度となく繰り返した3年ごとのメンバー・チェンジ、自分の能力不足や責任も大きい、こういうジレンマも全てがまた自分の足枷となり、大きな事実として、いつしか気が萎えるほど身重になってました」とも語っています。今後SEIKIは、先日ウォルター・シュレイフェルズとジョー・ラリーの来日公演にソロ名義で出演したメンバーで新バンド「the Guikits」としての活動をスタートさせ、合わせて弾き語りのソロ活動も続けていく模様。制作過程で頓挫していたNahtのDVDについてはリリース予定を白紙に戻すとのことです。